商品説明

御熨斗(のし)
熨斗は、伸ばして平にする意味の「伸す(のす)」からきている。古来は、アワビの肉を薄く長く切り、伸ばして干したものを儀式用の肴に用いた後、贈り物に添えられた熨斗鮑(のしあわび)の習慣に由来する。 海産物のなかでも最も貴重であった食物を使ったことで、最高のおもてなしをしたいという気持ちを表している。


寿恵廣(すえひろ)
白無地の扇子に鶴を飾ります。純潔無垢のしるしと、扇子は先に行くほど広がるため、末永い幸せと繁栄を願っています。又、白扇子はどうぞ白い気持ちでこちらに来てこちらの色(家風)に染まってくださいという意味があります。鶴飾りは長寿、鶴は生涯1羽としかツガイにならないため、節操も意味します。


友白賀(ともしらが)
さらして白くした麻糸を束ねたもの。白髪をイメージした二束の麻の紐を包んだものです。「友白髪」の意味が込められており夫婦となる二人が、お互いに白髪になるまで健康で長生きするようにとの意味もあります。

小袖料(こそでりょう)
金封のことで、結納金をいれる中包みを箱に入れ、水引を飾ったものであります。なお、新婦側から新郎側へ贈るものを「御袴料(おんはかまりょう)」と呼びます。これらの呼び名は昔は着物を贈っていたことに由来します。


御知家(おちゃ)
お茶の木は若いとき一度移植しなければ良質のお茶が出来ません。移植を結婚に見立て、又お茶の木は一年中緑に茂っており家の繁栄を表しています。筒や箱にお茶を入れていますが、このお茶は高級茶でなく、番茶を入れています。番茶はお茶としては一回しか出ないので結婚も一回きりという説もあります。

御高砂(たかさご)
尉(じょう)と姥(うば)の人形。「共に白髪になるまで夫婦仲が良いようにと」いう願いが込められています。夫婦仲良く「お前百まで(掃くまて)、わしゃ九十九まで(熊手)」と、それぞれの手に熊手と箒を持っています。翁の熊手には、「福をかき集める」、媼の箒には「邪気を払う」という意味があります。

子生婦(こんぶ)
昆布は祝い事の席には欠かせないものとされています。栄養物調味料として喜ばれ保存が出来るので大切にされました。「よろこぶ」に通じるとともに昆布の繁殖力にちなみ、子孫繁栄を願ったもの。立派な子を生んでよい主婦にと子孫繁栄を祈る意味があります。
子・・・立派な子を
生・・・生んでください
婦・・・よい主婦

寿留女(するめ)
長期保存できるところから永久不変の意味があり、結婚生活が変わらず末永くという願いが込められています。又、噛めば噛むほど美味しくこのような 嫁になってくださいとの意味もあります。

寿・・・おめでたくよい人
留・・・一生こちらに来て留まる
女・・・よい嫁


家慶鯛(かけだい)
古来から縁起物として使われる鯛、めでたいといわれ鯛は必ず夫婦でおり、一生連れ添うことからきたものだともいわれます。現在では鯛の代わりにお 金を包まれる方もあります。


家内喜多留(やなぎだる)
柳樽は清酒を入れて用います。昔は杉材を用い、胴と柄が長く朱漆で塗って造りましたが、柳の柔和なる姿と風にも折れない枝を表したものです。家の中に喜び事が多く集まりいつまでも続きますようにとの願いが込められています。



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